L'information de paris.
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パリの最新情報をお伝えします。numero 18

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パリを走っているバスの中で。。。

03/09/07に撮影  

ラ フォンティーヌのある横浜の時刻はです。

リュディのあるフランスのパリの時刻はです。

  1ヶ月の夏休みが、本当に’あっ’というまに終わってしまいました。 ここ何年か、夏は日本!なので、
今年も、日本の夏を〜と帰ったのに、皆様もご存知のとおり、寒いくらいの冷夏でしたね。

 パリは6月くらいから、初夏のような日が続いていたので、今年の帰国は文字通りの’避暑’。
ましてや、8月のパリの猛暑を聞くにあたっては、’日本にいてよかったあぁ’でした。 
結局今年の夏、フランスで亡くなった方は11000〜12000人くらいだそうです。
お年よりや、身体の弱い病人がほとんどだそうですが、それにしてもこの数!信じられないですよね。

 日陰で、40度、日向では60度以上あったそうです。 冷房なんてないのが当たり前の国ですから、
たまったものではなかったと思います。 
窓を開けると熱風が入り込んできたとか…。 しかもヴァカンス中だったため、
圧倒的に医者や看護婦の数が不足していたとのこと。
まさか、フランス人がヴァカンス返上で(病人のための緊急事態であっても)働くわけもなく…。 

 もっとびっくりするのは、たとえ親が亡くなっても、ヴァカンス中だからと、
遺体を引き取りにも来ない家族も多数いたとか!!! 
フランス人のモラルを疑ってしまいます。 
確かにアランのお父さん(95才で、今年の猛暑も乗り切りました!)のいる老人ホームでも、
あまり面会に来る家族は見かけないですものね。 
しまいには、猛暑の(被害の)責任を、国のせいにしている始末、嗚呼、この国の未来は…です。
 と、ヴァカンス明け早々、フランス人の悪口ばかり言っても
しょうがないので、近況報告を。

 9月の第1日曜日に、久々にオルセ−美術館へ
行ってきました。
毎月第1日曜日は、国立の美術館に限り、
入場が無料になるのです。(よいところも言わなきゃね) 
いつも長〜い行列ができるので、行ってなかったのですが、
ふと思い立って行ってみたところ、
15分ほど待つだけで入ることができました。
 
 オルセ−美術館は、もともと郊外線の駅を改造して
できた美術館で、駅の構造を見事に活かした作りとなっています。 
この時計のあるホールは写真でもよく見ますよね。
で、今回お勧めしたいのは、レストランなのです。  
 パリ市内の大きな駅のいくつかには、クラシカルなレストランがあるところがありますが、
同様に、オルセー美術館内のレストランも、ご覧の通り。 
なんともいえない、フランス(ヴェルサイユ?)!気分にしてくれます。 料理については、まあ普通。 
一方、3時15分からは、サロン ド テとなり、もっと気軽に、雰囲気を楽しむことができます。
 と言うわけで、私が頼んだのは、Cafe Allonge
(直訳すると、薄めたコーヒー。^^;)。 
たったの2ユーロで、この皿数?!。
おまけに、禁煙席が設けてあるので、安心してのんびり。 
結局1時間以上、居座って、手紙を書いていました。

 キャフェに行って、本を読んだり、手紙を書いたり…
大好きなのですが、タバコの匂いが苦手で
なかなかゆっくりできずにいるのですが、
久々に満足。
美術鑑賞の合間に、のんびりと一服。 
とっても有意義な一時が過ごせますので、
ぜひ試してみてください。
最後に初秋のパリ風景を。 シャンゼリゼ通りのマロニエも、暑さのせいで、
茶色く焼けてしまっています。 紅葉ではありませんので、あしからず。
9月に入ってからは、一気に秋!となりました。
残暑の厳しい日本とは、まるで正反対です。
そうそう、今年のワインは量は少ないけれど、当たり年になるとか…
夏に反比例して、寒い冬にはならないことを祈りつつ、
皆様も急な温度変化のせいで風邪などひかないよう…。 ではまた。


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次回をお楽しみに!