▲生まれて間もないヒナがすごす部屋です。
 エサも右手に見える青い機械が与えていきます。
 ’03の9月22日に 相模原市にある
株式会社コトブキ園さんの農場見学に行って来ました。
当店で使っている「富士の卵」を生産している養鶏場です。
コトブキ園さんの周りにはいくつかの養鶏場があり 
昔から卵の生産が盛んな地域なようです。

 卵を使う仕事を始めて四半世紀近くなりますが
こんなに間近にニワトリを見て卵が生産されるのを
見学させていただいたのは、初めての経験でした。
コトブキ園さん、ありがとうございます!!!

 ケーキ屋さんを始めたころの 卵1ケースの値段は、
現在よりずっと高く 卵の最近の安定した品質、価格は
物価の優等生と言われるだけのことはあります。
 「富士の卵」のオリジナルネームは「長寿卵」とも呼ばれ
吟味した飼料を使って安全で美味しい卵です。
もちろん 肉骨粉、魚粉も使用していない為安心です。

 メイズ(穀物の一種)を主体にして 加熱大豆、ナタネ粕
コーングルテンミール、アルファルファ、アミノ酸、パプリカ等で
構成されている飼料を与えられています。
また地養素(木酢液、ヨモギ、海藻)オオバコ、オリゴマンノ糖も
与える事によってニワトリの体内がアルカリ性になり
卵の味がまろやかでコクがある味になっています。

 飲み水は、自然のミネラルが豊富な地下水を飲ませています。
もちろん水質検査をして 安全が確認されている地下水です。

▲生まれて2週間くらいのヒナ。

▲ズラッ〜〜とニワトリが飼われています。エサを与える溝と
 卵を回収するためのベルトコンベアの溝が設けられています。
 こちらの鳩舎は、解放式で換気と採光も良く
ニワトリのストレスがたまりません。
飼っている環境から良くしないと 美味しい卵を
産んでくれません。彼女達の気持ちがわかります(笑)

 最近多い形は 密閉式だそうです。
管理はしやすいそうですが ニワトリさんにとっては
ちょっと・・・ですよね!
 いくつもベルトコンベアーが並んでいます。36000羽が飼われています。
   
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