採卵された卵の製品化の様子です。

左手の採卵されてゲージに入れられた卵を
掃除機のような機械で吸引して
右側の洗浄ラインへ運びます。

▲ブラシが勢い良く回り卵を丁寧に洗っていきます。
  卵を50〜60度のオゾン水で洗浄します。
オゾン水は殺菌能力が高くて 2〜3秒の洗浄で
大腸菌やサルモネラ菌を死滅させます。

一般的には温水のみでの洗浄だそうです。
 洗浄されて乾燥した卵は、ひとつ一つ検査されます。下から光りを当てて透かしてのチェックです。
大きさ、個数ともコンピューター管理されていてハイテクを感じます。目が疲れるお仕事、お疲れ様です。
 検査後卵は、大きさごとに振り分けられて
自動的にパックされていきます。
すごい勢いで卵が流れていきます。
1日の生産量は約75000個になるそうです。

 ちなみに一羽のニワトリが産む卵の個数は、
平均して一年間に250〜260個になります。
 卵には赤玉と白玉があります。
基本的に成分的は変わらないそうですが
ちょっと違う事もあります。

赤玉を産むニワトリは茶色をしていて
より原種に近いニワトリです。
良く食べるわりには 産む卵の個数は少ないそうです。
その為一般的には味が濃いと言われています。
が、原種に近いため卵の中にミートスポットと呼ばれる
異物が入っている事が多くリスクを伴う卵です。

その反面白玉は、品種改良が進んだニワトリの卵で
上記のような事もなく 安定した品質と美味しさが期待できる卵です。
   
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