いちごのお話し

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、八百屋さんの店頭に いちごがたくさん並ぶようになりました。
   いちごは、ビタミンCを多く含みカリウム、食物繊維などの栄養素を含み甘くてジューシーな果物の女王様?です。

    
のについてのお話しです。  
   いちごは、バラ科の植物で 発生の起源としては 石器時代のスイスの遺跡から苺の種が発見されたという記録もあります。
   ヨーロッパでは14世紀頃から 野生で小粒の品種が数種類栽培されていたらしいのですが、
   これは栽培の端緒をひらいた程度のものにとどまったようです。
   ヨーロッパでは、貴族の冠にいちごの葉を飾っていたそうです。
   またキリスト教では、いちごは正義の象徴となっています。
 
   
在栽培されている苺の祖先は、北米のバージニアイチゴと 南米のチリーイチゴといわれています。
   バージニアイチゴは 香りが高い小粒のイチゴを多数つけるのに対して、チリーイチゴは 香りこそ少ないのですが
   大粒の実をつけるという 特徴があります。
   この二種類が 18世紀の中頃オランダでかけあわされて 育成苺の時代に入るきっかけになったようです。
 
    
本はどうだったかというと 苺の最初の記録があるのは枕草子です。ただこれは野生の苺を
   食べていたことを記しただけのものでした。
   現代日本の栽培となると 江戸時代後期にオランダから伝来し、オランダイチゴの名前を与えられて紹介されましたが、
   あまり一般には 普及しなかったようです。
   本格的に導入されたのは明治以降で フランスやイギリスから数品種が導入されました。
   昭和に入り戦争で全滅してしまったのですが、25年頃から復活しています。
   30年代に入ると プラスチック資材を使った促成栽培が開発され、全国に広まっていきました。

    
産品種的に言いますと・・・
   「豊香」(甘み、風味、酸味がほどよくマッチしている) 
   「とちおとめ」(果形、甘み、酸味の調和が良い、果肉内部まで赤い)
   「女峰」(酸度が高い、肉質が硬い為 お菓子に使いやすい)
   「さちのか」(濃赤色、糖度 酸度ともに高く、固めの果肉の為 日持ちが良い)
   「アイベリー」(大果実で肉厚、酸味が少なく上品な味)等が出回っています。
   ベリー類の本来の旬は、初夏ですが初物好きな日本人の好みに合わせて 春先に多く出回るようになっています。

   
ちごが美味しい春の時期・・・ いちご1個でエネルギーは低いのに、ストレス抵抗力を高めるビタミンCは、
   レモンの約半分もあります。また、キシリトールもたくさん含まれています。
   おいしくて健康的で、ビタミンCもたっぷりの”苺” たくさん食べましょう!